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社内行事保養所青空写真館
災害救助対策講義3
平成25年 2月20日(水)13:00~16:00 

当社事務所にて エレベーターの構造、概念等の基礎知識講習

当社エレベーター試験塔にて 救出作業の実技講習


北九州市消防局救助隊員の「救助課程」における講習会の依頼がありました。
講師は弊社4名が担当し、エレベーターの基礎知識(概念・各装置・仕組み)の説明、救出手順や事故発生時の対応などの説明を行いました。
当社試験塔にて説明に基づき実際に機械に触れてもらい、救出作業の実技講習を実施致しました。


研修目的:エレベーター内閉じ込め救出作業を迅速かつ安全に行うための技術・知識の習得。

・人員の救出手順
・乗場ドア開放手順(ロック解除方法)
通常、閉じ込めが発生した場合、保守会社が救出作業へ急行します。
しかし、大規模災害が発生した場合は作業員の確保は困難です。
2005年7月に発生した首都圏地震では、約64000台のエレベーターが停止し、78件の閉じ込め事例が報告されています。
当時も各保守会社の作業員が足らず、通常20~30分程度で作業に取り掛かれるところが数時間もの間エレベーター内に閉じ込められていた利用者も少なくありませんでした。
この様な場合、消防救助などに連絡をされる利用者の方も多いかと思われます、エレベーター救出作業は、専門知識がないと2次災害を引き起こす可能性が高く、救急などレスキューのプロでも知らずと危険な作業を行ってしまう場合が考えられます。

上記の通り緊急時・災害時などを考えると、消防救助隊の方々との連携は利用者への安心・安全を守る為、必要不可欠です。

今回の研修にて、利用者の安全を守ると共に救助側の安全も確保し、よりスムーズな救助活動への高度な技術の習得を目標としています。
研修を受けた隊員の方々の声

『緊急時の対応がわかり緊急性の区別がわかり良かった』
『実際に機械室や塔内を見ることが出来てイメージが沸いた』

 弊社は今後とも地域社会への貢献として、利用者の皆様に安全かつ安心にエレベーターを利用して頂く為、消防・レスキューとの連携強化に尽力していきます。